WEB制作、AIとの寄り添い方

WEBの仕事をしています。
すると常々聞こえてくるのが「この仕事は来年なくなるんじゃないか」という声。
コーディングとプログラミング、バナーやビジュアルの作成。補助的にAIを使うシーンも増えてきました。ただただ手を動かすという「作業」的なものはどんどん減っているので、将来的にはこれで飯が食えなくなるというところの不安から、携わる人たちが一度は考えるトピックです。WEB以外でもそうかもしれない。
と思ったので、この機会にちょっと書き残しておこうと思います。
制作・開発に携わっていない方々にとってのサイト制作、一連の流れはこうです。
- サイトの目的:自分で考えたい
- 企画:自分で考えたい
- サイトの設計:謎。最適解がわからない
- 文章・キャッチコピーなどのテキスト:自分で考えたい
- デザイン:希望はあるが自分で表現できない
- 開発:うっすら知ってるが自分ではちょっと無理
- 公開:少し知ってるがどうするかはわからない
- 運用:簡単に運用したい、便利にしたい
- セキュリティ・保守:自分では検証ができない
現時点ではAIに丸投げができないので、指示を出すときにある程度の知見がないと当然AIくんはそれなりのものしか返してきません。これでは質が低い。
数ある工程の中で、自分でできないことをAIに聞きながら頑張って進めるのはかなりの労力です。時間もかかるし、AIが出した答えが正しいか的確なのかっていう検証ができなければ、不安だけが残ることになります。
自分でできそうなものをAIにお手伝いしてもらって、できないところは専門的な人に頼むという方が現実的でコストもかからずスムーズ。
現状、AIに文章や提案内容など、自分の成果物の意見や評価をしてもらう。AIは精度を上げるために利用する。
AIの回答に問題がないかどうかは人間の目で判断したいところで、結局のところ人間の知恵が必要不可欠なのかなと。
自分以外の誰かと協力して作業することで、一人では気がつけない発見や新しいアイデアが出てきたりもしますので、チーム作業、価値観の異なるメンバーってやっぱり大事ですよね。
そして、それ以上に思ってることがあって、

写真を撮るのも見るのもすきです。写真展にお邪魔したり、毎日SNSで素敵な写真を見て癒されてますが、目に止まる一枚は「心が動く写真」。
写真には言葉の説明がない分、見る側に少し考える余白がある方が心の隙間にスッと入ってきます。巧さや小手先のテクニックではなく、なぜシャッターを切ったのか、の方が心に沁みたりしませんか・・?
綺麗なだけの写真は、あまり印象に残らない。

仕事をAIに奪われてしまうのではないかといろんなところから懸念の声も聞こえますが、誰かのハートを動かす仕事は人間にしかできないのだよ。
AIが台頭するこれからの世界では、商業であれ芸術作品であれ、人間らしさの部分に価値を見出す時代になるのかもしれないなって思ってます。


